ニューヨーク貴金属市況=金は売り買いが交錯する中、小幅反落

2020/03/05 6:00:00

 4日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は小幅反落。3日に米連邦準備制度理事会(FRB)が0.50%の緊急利下げを決定したことで、金利を生まない資産である金の買いが殺到した流れを引き継ぎながらも、一方で急激に上昇したことから買い過剰感が高まったためか、利益確定の売りも見受けられて売り買いが交錯。こうした中、米供給管理協会(ISM)がこの日発表した2月の非製造業景況指数が良好だったことや、米大統領選の民主党候補指名争いで中道派のバイデン前副大統領が躍進したことなどを受けて米株価が大幅上昇。投資家のリスク回避姿勢が幾分和らいだためか、小幅ながらもマイナス圏に転落した。
 NY白金は続伸。アジアや欧州株価の上昇を背景に買われ、一時は890ドル近辺まで値を伸ばす格好。途中、テクニカル売りなどに押されてマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は米株価の大幅高を眺めて再び買われ、プラス圏に浮上した。

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