ニューヨーク貴金属市況=金は2カ月半ぶりの安値を付ける大幅続落

2020/03/14 6:00:00

 週末13日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み大幅続落。
 NY金は大幅続落。前日に米株価が2352ドル安と過去最大の下げ幅を記録した「ブラックサーズデー」の余韻が残る中、景気対策をめぐるトランプ米政権と議会の調整進展への期待感から米株価が反発となったものの、世界保健機関(WHO)が「パンデミック(世界的流行)」と宣言した新型コロナウイルス感染の終息が見通せない中で、世界的なリセッション(景気後退)突入への懸念が浮上していることを背景に、安全資産の金買いとはならず、前日に続いて流動性危機に陥った投資家が金の換金売りに殺到したことから、一時は昨年12月26日以来約2カ月半ぶりの安値を付ける大幅続落となった。
 NY白金は金やパラジウムの下落に連れる格好で、一時は前日に続き2003年11月以来約16年ぶりの安値を付ける大幅続落となった。

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