ニューヨーク貴金属市況=金は続伸、一時1500ドル台回復も上値重い

2020/03/21 6:00:00

 週末20日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)は、欧州中央銀行(ECB)や日銀など主要5中銀とドル・スワップ協定を通じた流動性供給の拡充を発表。ドル資金の需要増に対応する。これを受けて流動性確保のための換金売りが抑制され、金相場は堅調に推移。一時1トロイオンス=1520ドルに迫った。しかしその後は、為替相場でドルがジリ高で推移したため、次第に上げ幅を削る展開。取引終盤は1480ドル台で推移した。
 NY白金は反発。前日までの急落の反動から買い戻しが優勢の展開。600ドルの節目を回復したことや金相場の上昇を眺めた買いなどに、一時630ドル台後半まで買われた。ただ、取引終盤に米株価が下げ幅を拡大したため、上値は抑えられた。

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