東京貴金属市況=金が大幅安、白金は続落

2020/04/17 15:41:23

 週末17日の東京貴金属市場は、金が大幅安、白金は続落。
 前場の東京金は為替が円安に振れたものの、16日のニューヨーク金先物相場が利食い売りや対ユーロでのドル高を背景に下落したため、売り優勢の取引。後場も総じて軟調に推移し、引けにかけてまとまった手じまい売りがみられ下げ幅を3桁に拡大させる展開となり、大幅安で大引けた。市場筋は「トランプ米大統領が経済活動再開への指針を公表し、米製薬会社の臨床試験で新型コロナウイルス感染患者が急回復したとの報も伝わり、ウイルス対策の進展や景気回復に期待が高まった。これを受けリスク回避姿勢が後退し日経平均株価が急反発、ゴールドは売られた。週末のポジション調整売りも、3桁安要因になったようだ」と指摘した。
 白金はNYの戻りや円相場の軟化を眺め反発後、戻り売りと金安により反転しマイナスサイドで本日の取引を終えた。

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