ニューヨーク貴金属市況=米国の対中制裁示唆を受け、金は反発

2020/05/02 6:00:00

 週末1日のニューヨーク貴金属市場は、金を除き下落。
 NY金は反発。トランプ米大統領は、新型コロナウイルス感染拡大に関して「中国が初動対応を怠り、各国に広まった」と改めて批判。米メディアは中国に対する制裁関税や賠償請求の可能性を報じている。これを受けて、欧米株価が下落。投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産としての「金」が買われる展開。1トロイオンス=1700ドル台を回復した。本日発表された4月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が予想ほど悪化せず、3月の米建設支出は予想に反しプラスとなったため、一時1700ドルを割り込んだものの、引けにかけて再び地合いを引き締めた。
 NY白金は大幅反落。前日までの上昇を受けた利益確定売りが先行。米政権による対中制裁観測を受けた株安も圧迫要因となり、下げ幅を拡大した。

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