ニューヨーク貴金属市況=金は続伸、米中対立激化懸念を背景に買い先行

2020/05/05 6:00:00

 週明け4日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は続伸。ポンペオ米国務長官は3日に米テレビに出演し、新型コロナウイルスの発生源が中国湖北省武漢市の研究所だという「かなりの量の証拠」があると主張。トランプ米大統領も米テレビとのインタビューで中国の新型コロナウイルスへの対応を非難し、これらを受けて米中対立が激化するとの懸念が広がり、投資家のリスク回避姿勢が強まる格好。安全資産とされる金は買われやすくなり、水準を切り上げる展開となった。
 NY白金は反発。金の上昇に連れ高となったが、米中対立激化などにより貿易摩擦への懸念が再燃したことや、同じ白金系貴金属であるパラジウムが急落したことに圧迫されたためか、上値は限定的となった。

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