東京貴金属市況=金が概ね小幅安、白金は続伸

2020/05/11 15:35:25

 週明け11日の東京貴金属市場は、金が概ね小幅安、白金は続伸。
 前場の東京金は、先週末のニューヨーク金先物相場が市場予想ほど悪化しなかった米雇用統計などを背景に下落したことを受け、売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外の下げ渋りを眺めてプラスサイドに切り返した。後場は戻り売りに軟調推移となり、結局概ね小幅安の水準で大引けた。市場筋は「先週末発表の4月の米雇用統計は失業率が14.7%に急上昇して戦後最悪だったが、株価が上昇したため、ゴールドに買いが集まることはなかった。ただ、米経済の先行き不透明感は依然根強く、安全資産とされる金を売り仕掛けるような環境ではない」と指摘した。
 白金は続伸。ニューヨーク高や円安を支援にプラスサイドで取引された。

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