ニューヨーク貴金属市況=金はドル安などを背景に反発

2020/05/13 6:00:00

 12日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除き上昇。
 NY金は反発。トランプ米大統領は12日、連邦準備制度理事会(FRB)に対しマイナス金利を導入するよう改めて要求したことを受け、ドルが対ユーロで軟調に推移し、ドル建てで取引される金の割安感が広がったことに加え、米政府の新型コロナウイルス対応に携わる国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が上院委員会で証言し、経済活動の性急すぎる再開がもたらすリスクについて警告したことを背景に、再び感染が広がる「第2波」への警戒感が広がり、安全資産の金を買う動きが優勢となったことから反発となった。
 NY白金は取引序盤は金やパラジウムに連れ高となっていたものの、買い一巡後は5月に入って終値ベースで800ドルの節目を維持できていないことが嫌気されたうえ、米株価の下落に連れる格好で続落となった。

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