NY金は堅調、安全資産として買われる

2020/05/13 8:36:27

 今朝のNY金は1700ドル付近で推移。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために実施していた制限措置によりダメージを受けた経済を支えるために、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加策を打ち出すとの期待から米長期金利が下落し、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸しました。
 米政府の新型コロナ対応に携わる国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が上院委員会で証言し、経済活動の「性急過ぎる再開」がもたらすリスクについて警告。州や自治体レベルでの再開は連邦政府の指針に沿って進めるべきだと訴え、早期の経済再開に慎重姿勢を示したことで、投資家のリスク回避姿勢が強まりました。また、中国の武漢で封鎖解除以来初めて感染者が報告され、感染拡大の「第2波」への警戒感が高まったことも、安全資産として金が買われる要因となりました。

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