東京貴金属市況=金が当限を除き小反落、白金の期先は小反発

2020/05/13 15:40:28

 13日の東京貴金属市場は、金が当限を除き小反落、白金の期先は小反発。
 前場の東京金は、12日のニューヨーク金先物相場が新型コロナウイルス感染の再拡大への警戒感を背景に上昇したものの、為替が円高に振れたことで売り先行で始まった。その後、ニューヨーク時間外の堅調を背景に切り返す場面もあったが、買い一巡後は期先限月が再びマイナス圏に沈んだ。後場は方向性乏しく狭い範囲でもみ合い、結局当限を除き小反落で大引けた。市場筋は「下値は固いものの、新しい買い材料が乏しいことで、盛り上がりの欠ける取引となっている。トランプ大統領が12日のツイッターで、FRBにマイナス金利政策の導入を求めたことで、本日予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演が注目されている」と指摘した。
 白金はニューヨーク安や円高を受けて安寄り後、戻り歩調で推移し期先が小幅高の水準で大引けた。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ