ニューヨーク貴金属市況=米金利低下を眺めて金は続伸

2020/06/10 6:00:00

 9日のニューヨーク貴金属市場は、金を除き下落。
 NY金は続伸。本日から始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利上昇を抑制する政策が発表されるとの観測から、ユーロ・ドル相場でドルが軟化。ドル建て金相場に相対的な割安感が広がったほか、金利の低下は金利を生まない「金」の支援要因でもあることから、ファンド筋の買い物が先行する展開。1トロイオンス=1720ドル台後半まで上昇し、3日以来の高値圏に浮上した。ただ、取引終盤にかけてポジション調整の売りが入り上げ幅を削る格好となった。
 NY白金は小幅反落。前日の上昇の反動から利益確定売りが誘われた。NYダウ平均の反落も圧迫要因。ただ、ドル軟調や金相場の上昇を眺めた買いに前日水準まで値を戻した。

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