東京貴金属市況=金の先限は小幅続伸、白金は反落

2020/06/11 15:36:43

 11日の東京貴金属市場は、金の先限が小幅続伸、白金は反落。
 前場の東京金は、本日のニューヨーク金先物時間外相場が米連邦公開市場委員会(FOMC)で事実上のゼロ金利や量的金融緩和の維持が示されたことを受け上昇したため、買い先行で始まった。その後はニューヨーク時間外の上げ一服を眺めて、伸び悩んだ。後場は戻り売りに上げ幅を縮小させ、先限は小幅続伸しての大引けとなった。市場筋は「米連邦準備制度理事会(FRB)は今回のFOMCで、大方の予想通り事実上のゼロ金利と量的緩和の維持を決め、公表した政策金利見通しでは、ゼロ金利政策が少なくとも2022年末までの維持が想定されている。これらは、ゴールドにとって支援材料だが、事前に予想されていたことでもあるため、買いが大きく膨らむことはなかった」と指摘した。
 白金は反落。ニューヨーク安や円高を受け売り優勢となった。

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