ニューヨーク貴金属市況=金は続落も、売り一巡後に下げ幅縮小

2020/06/16 6:00:00

 週明け15日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除いて軟調推移。
 NY金は続落。米中などで新型コロナウイルス感染拡大「第2波」への警戒感が高まったことで安全資産とされる金は買われ、NY取引開始前の電子取引で一時1743.80ドルまで上昇。その後NY取引が開始されると利益確定売りが出たほか、6月のニューヨーク連銀・製造業景況指数が良好だったことも安全資産とされる金の魅力低下につながって下げ足を強め、1700ドル割れを試す場面もあったが、売りが一巡すると安値拾いの買い戻しが入った上に、対ユーロでのドル安基調によりドル建てで取引される金の割安感が生じたことにも支えられて下げ幅を縮小した。
 NY白金は小幅反発。新型コロナウイルス感染拡大「第2波」への警戒感の高まりなどから売りが優勢となり、一時は800ドルの節目を割り込んだが、その後は金の下げ渋りや大幅安となっていたNYダウが一転して上昇したことなどに支えられてプラス圏に浮上した。

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