ニューヨーク貴金属市況=金は売り買いが交錯する中、小幅反落

2020/06/18 6:00:00

 17日のニューヨーク貴金属市場は、銀を除いて軟調。
 NY金は小幅反落。前日にトランプ米政権が大型インフラ投資案を検討しているとの報が伝わったことや、前日発表の5月米小売売上高が過去最高の伸びを記録したことなどを受け、早期の景気回復期待が改めて高まったことから安全資産とされる金の魅力が低下して売り物が先行。ただ、米国の一部州や中国の首都北京で新型コロナウイルスの新規感染者が増加し、感染拡大「第2波」への警戒感が再燃しているためか下値は堅く、売り買いが交錯する中で金の清算値(終値)は前日と大差ない水準となった。
 NY白金は反落。良好な5月米小売売上高などを受けて買いが膨らんだ前日の流れに対する反動で利益確定売りが先行。新型コロナウイルス感染拡大「第2波」への警戒感が根強いことにも圧迫された。

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