ニューヨーク貴金属市況=金は一時1790ドル台、その後値を消す

2020/06/30 6:00:00

 週明け29日のニューヨーク貴金属市場は、銀を除き上昇。
 NY金は小幅続伸。新型コロナウイルス感染「第2波」への警戒感に加え、香港統治をめぐる米中対立激化への懸念が投資家のリスク回避姿勢を強め、安全資産としての「金」が買われる展開。一時1トロイオンス=1790ドル台まで上昇した。しかしその後は、米株価が堅調に推移したため、値を消す格好となり、取引終盤は前週末終値を挟んでもみ合う展開となった。
 NY白金は続伸。新型コロナ「第2波」への警戒から売られる場面があったものの、欧米株価の上昇を眺めてプラス圏に浮上した。

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