ニューヨーク貴金属市況=良好な米指標を受けて金は反落

2020/07/02 6:00:00

 1日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反落。
 NY金は反落。前日に8年8カ月ぶりに1800ドル台に乗せたことで、利益確定の売り物が先行する展開。本日発表されたADP全米雇用報告は、民間就業者数が236.9万人増と市場予想(300万人増)を下回ったものの、前月から大きく改善を示したため、明日の米雇用統計でも良好な内容が期待されるとの見方浮上したほか、6月の米製造業PMI(購買担当者景況指数)や米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が上振れたことも、安全資産としての「金」を売る動きを誘い、一時1トロイオンス=1760ドル台後半まで水準を下げた。ただ、香港をめぐる欧米と中国の対立激化への懸念は根強く、売り一巡後は買い戻しの動きが見受けられ、下げ幅を縮小した。
 NY白金は反落。前日の上昇を受けた利益確定売りが先行する展開。金相場の下落も嫌気された。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ