ニューヨーク貴金属市況=金は一時約8年10カ月ぶり高値圏に

2020/07/09 6:00:00

 8日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて続伸。
 NY金は4営業日続伸。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、7日の米国の新型コロナウイルスの新規感染者が6万人を超え、1日の増加数としては過去最多を記録。8日には累計感染者数が300万人を突破し、経済再開の動きが停滞して景気回復が遅れるとの懸念が一段と強まる中、投資家の間でリスク回避ムードが広がって安全資産とされる金の買いが優勢となり、一時は1829.80ドルまで上昇。2011年9月19日以来約8年10カ月ぶり高値を付けた。東京金先限も夜間立会でNY金に連れ、連日の上場来高値更新となった。
 NY白金は3営業日続伸。金の上昇に追随する中、中国の景気回復期待の根強さなどを背景に上海総合指数が約2年5カ月ぶり高値を付けたことも上げ足を強める要因となり、大きく水準を切り上げた。

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