ニューヨーク貴金属市況=金は反落、一時1800ドル割れ

2020/07/10 6:00:00

 9日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて反落。
 NY金は反落。米国での新型コロナウイルス感染拡大に対する懸念の根強さなどから、安全資産とされる金の買いが優勢となっていた最近の流れを引き継いで堅調推移となる場面もあった。しかしその後は、前日に約8年10カ月ぶり高値を付けたことで買い過剰感が高まったためか、利益確定の売り物が先行。対ユーロでのドル安基調が一服し、ドル建てで取引される金の割安感が後退したことにも圧迫され、一時は1800ドルの節目を割り込むなど水準を切り下げる展開となった。
 NY白金は大幅反落。中国の景気回復期待などを背景に買い進まれていた、前日までの流れに対する反動で利益確定売りが膨らむ格好。欧米株安や金の下落を眺めた売りも多く見受けられた。

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