ニューヨーク貴金属市況=金は大幅続伸、一時1870ドル台

2020/07/23 6:00:00

 22日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み続伸。
 NY金は大幅続伸。ユーロ・ドル相場でドルが軟調に推移し、ドル建て金相場に相対的な割安感が強まったため、買い物が先行する展開。また、中国外務省の汪文斌副報道局長は22日の記者会見で、米政府がテキサス州ヒューストンの中国総領事館を閉鎖するよう21日に求めてきたと明らかにした。中国側は、撤回しなければ「必ず正当で必要な対応を取る」とし、武漢にある米総領事館の閉鎖を命じる報復措置を検討していると報じられた。米中両国は、香港問題や新型コロナウイルスへの対応などでも対立しており、関係悪化が一段と進むとの警戒感の高まりも、安全資産としての「金」が買われる要因となり、一時1トロイオンス=1871.20ドルまで上昇、前日に続き、8年10カ月ぶりの高値を付けた。
 NY白金は大幅続伸。ドル軟調による相対的な割安感に加え、金やパラジウム相場の上伸を眺めた買いも入り、上げ幅を拡大した。

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