ニューヨーク貴金属市況=金は史上最高値更新

2020/07/28 6:00:00

 週明け27日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は7営業日続伸。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が再燃する中、米中対立が激化したことで世界経済の先行き不安が急速に高まり、安全資産とされる金が買われやすくなった前週末までの流れをこの日も継続。28・29日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、事実上のゼロ金利政策が継続されるとの思惑からドルが対ユーロなどで下落基調となっており、ドル建てで取引される金の割安感を生じさせていることも金の上げ足を強め、一時は1941.90ドルまで急伸。2011年9月6日高値1923.70ドルを上抜き、史上最高値を更新した。
 NY白金は反発。金やパラジウムの大幅高に追随して買いが膨らみ、一時は前日比で30ドル超の上昇幅を記録。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大や米中対立激化などを背景とした世界経済の先行き不安に圧迫されたためか、高値からは大きく上げ幅を削った。

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