ニューヨーク貴金属市況=金は反落、10連騰ならず

2020/07/31 6:00:00

 30日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は反落。この日発表された今年第2四半期(4〜6月期)の米国内総生産(GDP)速報値が過去最大の落ち込みを記録。市場予想ほどの落ち込みではなかったものの、新型コロナウイルスの感染拡大が継続している米国の景気先行きに対する不安を高めるには十分であり、安全資産とされる金は買われる格好。前日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明も依然買い材料視され、一時は1987.30ドルまで上昇。ただ、その後は買い過剰感が高まったためか利益確定売りが先行してマイナス圏に転落。10連騰とならずに取引を終えた。
 NY白金は大幅続落。今年第2四半期の米GDP速報値が過去最大の落ち込みを記録し、景気先行き不安が高まったことから売り物が膨らむ格好。パラジウムが連日の3桁下落となったことも売りの流れを加速させ、一時は900ドルの節目を割り込んだ。

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