ニューヨーク貴金属市況=金は米雇用統計を受け、6営業日ぶり反落

2020/08/08 6:00:00

 週末7日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反落。
 NY金は6営業日ぶり反落。新型コロナウイルスの感染拡大や、米国の追加経済対策をめぐる与野党協議の調整難航を背景に、投資家のリスク回避姿勢が強まり、東京時間帯の時間外取引で、一時は5営業日連続で史上最高値を更新。ただ、その後の日中取引では、本日発表された7月の米雇用統計で、失業率が3カ月連続で改善したうえ、非農業部門就業者数や平均時給が事前予想を上回る良好な内容となったことから、ドルが対ユーロで堅調に推移し、ドル建てで取引される金の割高感が広がったほか、5営業日連続で史上最高値を更新するなど、最近の買われ過ぎ感に対するテクニカル売りや週末要因が重なり6営業日ぶりの反落となった。
 NY白金は金やパラジウムの下落に連れる格好で、再び1000ドルの節目を割り込む6営業日ぶりの反落となった。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ