ニューヨーク貴金属市況=金は一時1900ドル割れ、その後切り返す

2020/08/13 6:00:00

 12日のニューヨーク貴金属市場は、金を除き下落。
 NY金は反発。前日の急落地合いを引き継いで、アジア取引時間帯に一時1トロイオンス=1874.20ドルまで水準を下げた。しかしその後は、急激な下落に対する警戒感から買い戻す動きが活発化。欧州取引時間帯の序盤にはプラス圏に浮上。ニューヨーク取引時間帯に入った後も戻り歩調を強め、一時は1961ドルまで切り返した。ただ、本日発表された7月の米消費者物価指数・同コア指数が予想を上回る良好な内容であったほか、欧米の株式市場の堅調推移を眺めて上値は重く、取引終盤は1940ドル台後半でもみ合いとなった。
 NY白金は続落。前日の地合いを引き継いで、一時930ドル割れ目前となったが、金相場の反発や、欧米株の堅調を眺めて下げ幅を縮小した。

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