ニューヨーク貴金属市況=金は小幅反発、中盤以降に買い戻される

2020/08/22 6:00:00

 週末21日のニューヨーク貴金属市場は、金を除いて軟調。
 NY金は小幅反発。取引序盤までは、7月の米中古住宅販売が約13年半ぶり高水準を記録するなど米国の景気先行きに対する過度な不安が和らいだことで安全資産とされる金の魅力が弱まった上に、対ユーロでのドル高基調を受けてドル建てで取引される金の割高感が生じたこともあり、売り物が優勢の展開となっていた。しかし取引中盤以降は、売り過剰感などから安値拾いの買い戻しが入ったためか、小幅ながらもプラス圏に浮上する展開となった。
 NY白金は3営業日続落。テクニカル的な売りに押されて一時は900ドル割れを試したが、その後は同水準を維持したためか買い戻しが入ったほか、米株高にも支えられて下げ渋り、清算値(終値)は前日と大差ない水準だった。

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