ニューヨーク貴金属市況=金はドル高を背景に反落

2020/08/28 6:00:00

 27日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反落。
 NY金は反落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は27日、米ジャクソンホール経済シンポジウムで、インフレ率が長期的に平均2%となるように政策運営を行うと表明したことから、事実上のゼロ金利政策を長期間維持する考えを示したことを背景に、ドル売り・ユーロ買いが先行したため、ドル建てで取引される金の割安感が広がり、一時は続伸となっていた。ただ、ドル売り一巡後は持続的な経済成長や完全雇用復活への期待感が高まりドルが買い戻されたため、一転して金の割高感が広がり反落となった。
 NY白金は金やパラジウムに連れ安となったものの、FRB議長講演を背景に、白金の需要増加観測が広がり下げ渋る展開となった。

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