貴金属市況=金が続伸、白金は前日水準

2020/08/28 15:42:44

 週末28日の大阪取引所の貴金属市場は、金が続伸、白金は前日水準。
 前場の金先物相場は、27日のニューヨーク金先物相場が米国債利回りの上昇を受けて下落する一方、為替が円安に振れたことで方向感なく始まった。その後はニューヨーク時間外高を眺めた買いに水準を切り上げる展開。後場は堅調に推移した後、安倍晋三首相が辞任する意向を固めたと報道され為替が円高に振れたため、上げ幅を削る形で大引けた。市場筋は「パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のオンライン講演は、米景気の悪化を防ぐためFRBが相次いで打ち出してきた緊急利下げや量的緩和などの政策の長期化を示唆する内容だったことでゴールドは買われた。ただ、午後の安倍首相辞任報道による円高が頭を叩き、本日の高値圏から外れて大引ける結果となった」と語った。
 白金は前日水準。安寄り後、ニューヨーク時間外高を眺めて、前日終値を挟んで取引された。

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