貴金属市況=金、白金共に下落

2020/09/02 15:14:10

 2日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
 金先物相場は、昨日のニューヨーク金先物相場が時間外の電子取引で一時2000ドル台を回復したことから上伸したが、大台回復後は急速に値を消した流れを映し、日中取引の始まりから下落。その後、外国為替市場の円安を眺めた買いに支えられて下げ渋る展開となった。米国の追加経済対策をめぐるホワイトハウスと民主党の溝は深いとの懸念が改めて浮上したほか、オーストラリアの4〜6月期国内総生産(GDP)が予想を下回る結果だったことは安全資産とされる金にとっては支援材料。ただ、4日に米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢も強く、安値では買い拾われたが、全般的には軟調推移となった。
 白金は下落。ニューヨーク安をみた売りに圧迫され、軟調に推移している。

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