貴金属市況=金、白金共に続落

2020/09/03 15:13:23

 3日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
 金先物相場は、好調な米ISM製造業景況指数を眺めた米株高を受け、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てニューヨーク金現物相場が割高感からの売りに押されて下落した流れを映し、国内金相場も下落した。ただ、米国の低金利長期化への期待感が下支え材料。米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が2日発表した8月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)は前月比42万8000人増となり、市場予想(95万人増)を大幅に下回っている。4日に米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢も強く、売り一巡後は買い戻される動きが見込まれる。
 白金は下落。金の下落になびいた売りやニューヨーク安をみた売りに圧迫された。

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