金標準は堅調、日中予想価格帯は6430円〜6480円

2020/10/05 9:02:36

 金標準は堅調。海外安を映した売りと円安をみた買いが交錯する中、買いが優勢となり、先限は堅調に推移しています。新型コロナウイルスに感染し入院したトランプ米大統領の病状や米大統領選への影響を巡る思惑から上下動した後は、トランプ氏の症状改善を受けて外国為替市場での円売りドル買いが進行しました。
 また、米労働省が2日発表した9月の雇用統計(季節調整済み)は、失業率が7.9%と前月から0.5ポイント低下し、5カ月連続で改善。一方、景気動向を敏感に反映するとされる非農業部門の就業者数は66万1000人増加と、伸びは大きく縮小。新型コロナウイルス感染拡大で悪化した雇用の改善は続いているものの、ペースは顕著に鈍化。米景気回復への懸念が高まったことは、金相場への支援材料となりますが、米大統領の病状を巡る市場の思惑が強く、相場への影響は限られました。
 金標準 8月限 6462円 +12 ドル円 105.51円 (09:04)

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ