貴金属市況=金は下落、白金は小幅高

2020/10/14 15:24:04

 14日の大阪取引所の貴金属市場は、金は下落、白金は小幅高で取引を終えた。
 金標準は、ニューヨーク金相場の下落を映した売りが入り下落。売り一巡後は買い戻されたが値を戻すには至らず、マイナス圏に値を沈めて取引を終えた。ドイツの有力シンクタンク欧州経済調査研究所(ZEW)が発表した10月の同国景気期待指数で景気の先行き不透明感が強まったことなどが影響し、対ユーロでのドルが進行。ドル建てのニューヨーク金相場が下落したことが相場を圧迫した。
 白金標準は小幅高。対ユーロでのドル高を受けてニューヨーク白金先物相場が下落した。ただ、13日に発表された9月の中国乗用車販売は7.3%増と3カ月連続でプラスとなり、同国経済の回復への期待感から下げ幅も限られ、プラス圏に値を戻して取引を終えた。

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