NY金、目先の景気悪化への懸念が支えに

2020/11/17 8:18:53

 今朝のNY金は1880ドルで推移。新型ワクチンの開発進展報道が売り材料となったが、目先の景気悪化への懸念などに下支えられている。
 16日のNY金は米バイオ医薬品のモデルナが、開発中の新型コロナウイルスのワクチンに関する臨床試験(治験)で、94.5%の有効性がみられたと発表。前週の米製薬大手ファイザーに続く、新型コロナウイルスのワクチン開発進展のニュースにより、「ワクチンの実用化が実現すれば経済が正常化する」との期待が高まったことから、安全資産とされる金は売られ、一時は1860ドル台に下落。しかし、欧米などでの新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることで、目先の景気悪化への懸念や追加景気支援策への期待が買い材料となり、1880ドル台に値を戻した。

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