NY金は続落、新型コロナワクチンの早期実用化への期待で

2020/11/19 8:19:17

 今朝のNY金は続落、1870ドル台での取引。
 米製薬大手ファイザーは18日、独ビオンテックと共同開発中の新型コロナウイルスのワクチンに関し、数日以内に米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請する計画だと発表。ワクチンの早期実用化により経済活動が正常化に向かうとの期待が一段と高まったことが、安全資産としての金には売り材料となり、18日のNY金は一時、1860.30ドルまで下落。
 ただ、米国で新型コロナ感染の再拡大に伴う経済活動制限の強化を受け、景気回復への不安がくすぶっていることが下支え要因となり、1870ドル台に値を戻した。米ジョンズ・ホプキンス大学によると、17日の1日当たりの米新規感染者数は16万人超。経済活動を再規制する動きが広がり、18日には、ニューヨーク市が公立学校をすべて遠隔授業に戻すと発表した。

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