前週末のNY金、約5カ月ぶりの安値に下落

2020/11/30 8:22:22

 今朝のNY金は1790ドルを挟んでの取引。
 前週末27日のNY金は投資家のリスク選好の動きで大幅安。欧米の製薬会社による相次ぐワクチン開発進展の報を受け、新型コロナウイルスのワクチン配布が想定より早く始まるとの期待から、景気回復ペースが加速するとの楽観的な見方が台頭。さらにトランプ米大統領が26日、大統領選を受けた選挙人投票でバイデン次期大統領の勝利が正式に決まれば、ホワイトハウスを去る意向を示し政権交代に伴う混乱への懸念が後退したことから、投資家のリスク選好ムードが強まり、安全資産とされる金は売られた。NY金の中心限月期近2月限は一時、前日比34.70ドル(1.92%)安の1776.50ドルと、中心限月の継続足で7月2日(1766.30ドル)以来約5カ月ぶりの安値を付けた。

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