16日のNY金、米FOMC後に上げ幅拡大

2020/12/17 8:20:43

 今朝のNY金は1860ドル台後半での取引。
 16日のNY金は続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を控えて様子見ムードが広がる中、小幅プラス圏でのもみ合いが続いた。その後、清算値(終値)確定後に公表された米FOMC声明で、米国債などを買い入れる量的緩和策を「雇用最大化と物価安定の目標へ十分に前進するまで続ける」方針を決定。焦点だった拡充を見送る一方、金融緩和の長期継続を約束したうえ、パウエル議長も会見で量的緩和をより長く続ける方針を明確に示したことが、金利の付かない資産である金の買い材料となった。また、為替のドル安進行でドル建てで取引される金に割安感が生じたことも買い材料となり、中心限月の期近2月限は前日比14.70ドル高の1870.00ドルと、12月9日以来1週間ぶりの高値を付けた。

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