NY金、米金利の上昇とドル高で急落

2021/01/12 8:16:38

 バイデン次期米政権による大型財政出動への期待から米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金には売り材料となった。また、外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドル高・ユーロ安が進行、ドル建てで取引される金に割高感が生じたことも売り材料となり、前週末8日のNY金は大幅安。中心限月の期近2月限は一時、前日比95.20ドル(4.97%)安の1818.40ドルと、昨年12月2日(1810.50ドル)以来1カ月ぶりの安値を付けた。
 週明け11日は持ち高調整の買いに1850ドル台まで値を戻したが、米長期金利の上昇継続に上値を抑えられ、今朝のNY金は1840ドル台後半で取引されている。

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