貴金属市況=金と白金は共に下落

2021/01/12 15:23:41

 12日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金は共に下落。
 金標準は急落。バイデン次期政権下で政府支出が拡大するとの観測から米10年債利回りが上昇。これに対し、米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが懸念に当たらないとの考えを示したことが金利を生まない資産である金にとっては弱材料となった。パウエル米FRB議長が14日に参加するウェブ会議で発言の機会があるため、金利についてどのように発言するかが注目される。また、新型コロナウイルス感染症のワクチンの普及により将来的には経済が正常化へ向かうとの見方も、安全資産としての需要が後退し、金が売られる要因となった。
 白金標準は下落。ドル建てニューヨーク白金相場の下落を映した売りに押されて値位置を切り下げた。

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