貴金属市況=金と白金は共に上伸

2021/02/09 15:23:33

 9日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
 金標準は上伸。米追加経済対策への期待感を背景に、景気回復や財源としての米国債増発による将来的なインフレ高進を見込んだ金のヘッジ買いが活発化した。10日の米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演で、景気回復の遅れや雇用について懸念が表明された場合、米長期金利が低下するとの見方も金利を生まない資産である金にとっては支援材料となる。
 白金標準は上伸。ニューヨーク白金相場の堅調と円安をみた買いが入り、上伸して取引を終えた。世界最大の白金生産国である南アフリカ共和国での新型コロナ変異種へのワクチンを巡る懸念から、投機筋の思惑の買いが入ったのではないかとの指摘も聞かれる。

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