貴金属市況=金と白金は共に下落

2021/02/17 15:18:42

 17日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金は共に下落。
 金標準は下落。海外安を映した売りに押されて軟調に推移。良好な米経済指標や大型追加経済対策を巡る思惑を背景に米長期金利が上伸したことが、金利を生まない資産である金にとっては弱材料となった。バイデン米政権が打ち出した1兆9000億ドル規模の経済対策については支出を絞った方が効果は高まるのではないかといった意見も挙がっており、規模が縮小された場合はインフレ見通しが下振れし、インフレヘッジとして買われていた金が下落する要因となる。
 白金標準は下落。ニューヨーク白金相場の下落を映した売りが入ったことや、昨日の上伸に対する反動から、軒並み急落して取引を終えた。

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