8日のNY金は4営業日続落

2021/03/09 8:31:47

 今朝のNY金は1680ドル台前半での取引。
 8日のNY金は、米長期金利の上昇と為替のドル高で4営業日続落。米大型経済対策が来週にも成立する見通しとなり、景気押し上げ効果への期待から、安全資産とされる債券は売られ、10年物米国債利回りが一時再び1.60%台に上昇。また、外国為替市場では米長期金利の上昇と早期に米経済が正常化するとの期待でドル買い・ユーロ売りの動きが進行、2020年11月末以来のドル高・ユーロ安水準となる1ユーロ=1.1840ドル台に上昇。
 金利を生まない資産である金にとっては引き続き、米長期金利の上昇は売り材料。また、ドル建てで取引される金はドル高で割高感が生じたことも売り材料となり、中心限月の期近4月限は一時、前週末比25.20ドル安の1673.30ドルと、2020年6月5日(1671.70ドル)以来約9カ月ぶりの安値を付けた。

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