CFTC建玉報告:NY金(3月23日時点)

2021/03/29 17:12:52

 米商品先物取引委員会(CFTC)が26日に発表した建玉報告によると、23日時点のニューヨーク商品取引所(COMEX)金先物市場の大口投機筋(非商業部門)の買越幅は17万4067枚となり、前週比6129枚縮小。投機筋は売り買い共にポジションを増やし、売りポジションをより多く増やしていた。  期間中のNY金は軟調。米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は17日、事実上のゼロ金利政策が少なくとも2023年末まで続くとの見通しを維持。量的緩和策も現状のまま継続し、景気回復を支える方針を示したことで、NY金は一時1750ドルを上回った。しかし、米長期金利の指標である10年物国債利回りが1.75%近辺に再び上昇したことで、上げ幅は限られ、買い一巡後は下落する展開となった。  米長期金利は、バイデン政権による1兆9000億ドルの大型経済対策や、新型コロナウイルスワクチン接種による経済活動の正常化観測を背景に上昇している。また、22日には、トルコで中央銀行総裁が急遽更迭されて高金利反対派が後任となり、金融市場の不確実性が高まったことで、安全資産としてのドルや債券などを買う動きが広がった。23日には、ドイツが変異ウイルスの拡大を背景に、現行のロックダウン(都市封鎖)の期限を延長。イースター休暇中は規制を一段と厳格化すると発表。フランスやイタリアも一部地域で規制強化に動いたことや、欧米の金利差を意識したユーロ売りドル買いが進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。

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