21年第1四半期のNY金の下落率、16年第4四半期以来の大きさを記録

2021/04/01 14:12:17

 2021年1月〜3月期のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金相場は、3月31日の終値が前期比9.5%(179.50ドル)安の1715.60ドルと、四半期ベースでの下落率としては2016年10月〜12月期の12.6%(165.40ドル)安以来の大きさを記録。
 米長期金利の上昇と為替のドル高進行が下落要因。米長期金利の指標である10年物国債利回りは3月30日に1.776%と、2020年1月22日の1.793%以来の水準に上昇。外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行、3月31日には1ユーロ=1.1702ドルと、2020年11月4日(1.1602ドル)以来4カ月半ぶりのドル高・ユーロ安水準を付けた。
 金利を生まない資産である金にとって金利上昇は弱材料。為替のドル高もドル建てで取引される金に割高感を生じさせることで弱材料。また、手掛かりとなる新規の強材料にも欠けていたことから、金市場からの投資資金流出傾向は継続。
 市場の人気や規模を表す指標として注目される取組高は3月30日現在で46万7321枚と、20年12月31日に比べ9万4302枚(16.7%)減少。ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月31日現在で前月末比56.04トン減少の1037.50トンと、月間ベースでは2020年10月以来6カ月連続の減少。

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