CFTC建玉報告:NY金(5月4日時点)

2021/05/10 13:06:42

期間中のNY金は下落。28日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表では、政策金利と量的緩和の据え置きを決定。一方、景気判断を上向きに修正したほか、物価が上昇したとの認識を示したが、おおむね想定通りと受け止められた。また、29日に発表された2021年1〜3月期の米実質GDP(国内総生産)速報値は、経済成長の加速を示し、米国の良好な経済指標を背景に米国債利回りが上昇し、対主要国通貨でのドル高が進行。4日には、イエレン長官がバイデン政権の4兆ドル規模の成長戦略について、「景気が過熱しないように金利を引き上げる必要があるかもしれない」と述べたこともドル買い要因となり、ドル建てNY金は割高感からの売り圧力が強まった。

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