貴金属市況=金と白金は共に軟調

2021/05/11 15:21:10

 11日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に堅調。
 金標準は軟調。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の継続の前提となる将来的なインフレ見通しの変化へと市場の焦点が移る中、米労働省が12日発表する4月の消費者物価指数(CPI)を控え、連日の上伸に対する調整の売りが入り下落した。ただ、基調は依然として強く、目先は堅調推移が見込まれる。
 白金標準は下落。米株安を受け、需要が景気に左右される工業用需要の割合の高い白金への売り圧力が高まった。

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