11日のNY金は5営業日ぶりに小反落

2021/05/12 8:23:05

 今朝のNY金は1830ドル台での取引。
 11日のNY金は5営業日ぶりに小反落。インフレ加速懸念を背景に米債券が売られ、長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.62%近辺に上昇したことが、金利を生まない資産である金の売り材料となり下落。中心限月の期近6月限は一時、前日比19.80ドル安の1817.80ドルの安値を付けた。
 しかし、外国為替市場ではドイツの経済指標が市場予想を上回ったことを背景にドルが対ユーロで軟化し、ドル建てで取引される金に割安感が高まった。また、世界的な株安による安全資産としての買いも入り、期近6月限は下げ幅を縮小し、1830ドル台を回復した。

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