貴金属市況=金と白金は共に下落

2021/05/19 15:35:17

 19日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
 金標準は軟調。欧州での経済活動正常化期待を背景に、対ユーロでのドル安が進行。ドル建てニューヨーク金に割安感からの買いが入り上伸。海外高を映した買いと円高をみた売りが交錯する中、小幅安で取引を終えた。好調な米経済指標を眺め、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和策の早期縮小を行うのではないかとの懸念が市場に台頭していることが相場の圧迫材料となった。
 白金標準は下落。海外安と円高をみた売りに圧迫され、軒並み下落して取引を終えた。

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