貴金属市況=金と白金は共に下落

2021/05/21 15:30:15

 21日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金は共に下落。
 金標準は下落。米労働省が20日に発表した5月15日までの1週間の新規失業保険申請件数は44万4000件と、前週の47万8000件から減少。市場予想の45万件を下回り、労働市場の改善が示されたことで投資家のリスク回避姿勢が後退する一方、安全資産とされる金は下落した。また、米長期金利の指標である10年物米国債利回りの下落を受け、円高ドル安が進行したことも、国内市場が売られる要因となった。
 白金標準は軟調。外国為替市場での円高をみた売りに押され、下落して取引を終えた。

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