貴金属市況=金は上伸、白金は下落

2021/05/28 15:31:50

 28日の大阪取引所の貴金属市場は、金が上伸、白金は下落。
 金標準は堅調。円安をみた買いが入り上伸した後は、米長期金利の上昇が圧迫材料となったことや週末要因からの売りに押され、上げ幅を縮小したものの、プラス圏で取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の早期縮小観測が後退したことで基調は強く、目先は底固い値動きが見込まれる。
 白金標準は下落。南アフリカ共和国の鉱山生産高の回復により白金の供給量が増加するとの観測や、自動車触媒需要の減少懸念が相場の上値を圧迫した。

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