貴金属市況=金と白金が共に下落

2021/06/02 15:20:42

 2日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
 金標準は軟調。海外安と為替の円高をみた売りに圧迫され、軒並み下落して取引を終えた。5月の米ISM製造業景況指数が61.2と、前月の60.7から上昇し市場予想を上回る結果となったことを受け、米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金は売られた。
 白金標準は下落。景気回復への期待感が強まり、一時上伸する場面もあったが、金の下落や円高をみた売りに下押され、軟調に取引を終えた。

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