3日のNY金は急反落

2021/06/04 8:26:18

 今朝のNY金は1870ドル台での取引。
 3日のNY金は急反落。朝方発表された5月のADP全米雇用報告で非農業部門の民間就業者数が前月比97万8000人増と約1年ぶりの高水準となったうえ、最新週の米新規失業保険申請件数が新型コロナウイルス感染拡大以降初めて40万件を下回った。さらに5月の米ISM非製造業景況指数が64.0と過去最高を記録したことを受けて、米金融緩和策の早期縮小懸念が強まり、長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.63%に上昇。外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドルが対ユーロで上昇した。
 金は米長期金利の上昇と為替のドル高で売られ、中心限月の期近8月限は一時、前日比43.20ドル安の1866.70ドルと、5月20日(1864.20ドル)以来2週間ぶりの安値を付けた。

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