4日のNY金は反発

2021/06/07 8:27:57

 今朝のNY金は1890ドル台での取引。
 4日のNY金は反発。朝方発表された5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比55万9000人増と、市場予想の65万人増加を下回った。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に量的緩和の縮小に踏み切るとの観測が後退したことから、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.56%に低下し、金利を生まない資産である金には支援材料となった。また、外国為替市場では米長期金利の低下を背景にドルが対ユーロで下落し、ドル建てで取引される金は割安感から買われた。
 中心限月の期近8月限は一時、前日比25.70ドル高の1899ドルの高値を付けたが、買い一巡後は利益確定の売りに押され、1900ドルの節目を前にもみ合う動きとなった。

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